そこへ炎症起因物質が気道粘膜に付着。
アレルギー反応が起きる。
この気道の慢性炎症をなんとか食い止めればいいのだ。
何故、慢性的に炎症が持続するのか?
炎症起因物質とは何?
ここで、喘息の発作が起きる時は必ずや夜中である。
何故に昼間には起きないのだろう?
僕も過去には昼間でも車の中で発作がき起きたことがある。
3回ほど経験している。
でも、厳密には朝方に喉の痰を切ろうとしたガーガーやった時の喉の痙攣によるものだった。
人は一日に7時間前後は寝ている。
つまり、一日の3分の1は寝床の中にいる。
この「寝床」に気道に慢性炎症のカギがありそうだ。
毎日7時間は決まって炎症起因物質を吸い続けているとしたら・・・。
ゾッとする話だが、これは事実である。
昨年の秋からは努めて部屋の床や寝具の埃を掃除するようにしている。
就寝中のマスクは最近では忘れがちだが・・・。
このアレルゲンだか炎症起因物質だかを吸い続けることを終息できればいい。
発作のトリガーになる物質も同じものの可能性は高い。
成人喘息は治らないというのは、一番の原因を突き止めていないからだろう。
服を着替える時に決まって咳が出ていた。
その時の衣服の埃のスゴさに気づいたのはもう何年も前のこと。
靴下を履く時にも床から頭の上まで埃が舞うのを見た時は身震いした。
これほどまでに、僕たちは埃の舞う生活をしているのかと愕然とした。
もしも、就寝中に埃を吸っているなら、これが気道の慢性炎症の主原因だろう。
マスクをして寝ていても完璧じゃない。
マスクと鼻の隙間からでも埃は入ってくる。
5月と6月に一度づつ夜中に発作を起こした。
その時は鼻テープで鼻腔を広げて寝ていた。
マスクはなかったように思う。
就寝中の口呼吸はないと思う。
朝になって喉がヒリヒリすることもないし、唇が異常に乾燥することもない。
完全に埃をシャットアウトできるマスクはないものだろうか?
ビタミン・ミネラル・腸内細菌・食物繊維・姿勢・寝姿・食べ物・鼻呼吸・・・。
やれることは全部やっている。
就寝中の埃だけが盲点だった・・・。
埃対策が完璧ではなかった。
就寝中にマスクをすること自体がとても悪いことをしているようだった。
隣に寝ている妻も不愉快だろうし・・・。
でも、就寝中は他の誰にも見えないから、勝手にしていいはずだ・・・。
マスクをして寝ると何んだか暑いし息苦しいから夏場は避けてしまう。
慢性炎症さえなかったら、トリガーにも反応しなくなる。
そんな日が来ることを待ち望んでいる・・・。