まず、布団。
布団に付いている埃は目に見えない。
ベッドの木製部分に溜まった埃。
二日に一度は掃除が必要なくらいに積もる。
布団の綿ぼこリだけではなく、身体からでる乾燥皮膚の細胞の死骸だ。
室内での着替え時に天井まで届くほどの埃が舞っている。
仕事が終わって家に帰って室内の床を掃除する。
床だけではなく、机や箪笥やテレビやパソコンから壁からカーテンまでも・・・。
仰向け寝では就寝中に落ちてくる埃を吸う。
僕の車の中のダッシュボードやハンドルにも埃が溜まっている。
これはどこから来るのだろう?
外へ出るときや家に入るときにジーパンの裾部分や身体を叩くと出るわ出るわ・・・。
ジーパンの裾部分の埃はおそらく足の皮膚からでる細胞の死骸だ。
洗濯物も乾いてから叩くとゾッとするくらい埃が舞う。
この埃から開放されることはないものか?
子供の頃に、押入れの中のリンゴ箱を整理すると、茶色の痰や鼻水が出た。
吸った埃がそのまま出てくる。
子供の頃から埃に塗れて生きてきた証拠だ。
僕はマスクをしてうつ伏せ寝。
就寝中は埃を吸っていないと思う。
そのせいか、夜中に咳き込んだり起床時の痰や咳は極端に減った。
でも、いつまでマスクをして眠ればいいのだろうか?
この埃の中でも喘息にもならずに健康な人がほとんどだ。
吸った埃は自然と気管支粘膜から喉へと出るし、無意識のうちに飲み込んでいる。
喘息になると、ガーガーと痰をやたら吐く。
鼻をかむ。
気道から、鼻粘膜からでる痰や後鼻漏は吐き出してはいけない。
飲み込んで喉と食道と胃腸に覚えさせる。
それで、免疫寛容が起こる。
というのが、僕の持論だ。
モップやダイソンや埃のつかないシーツ・・・。
でも、身体から出る細胞の死骸が埃の原因だったとしたら・・・。
最近はシャワーを浴びても顔を石鹸で洗わない。
石鹸で洗っていた頃は、顔にコナが噴いていた。
でも、石鹸で洗わないでいると、コナは噴かなくなった。
冬場のフケとコナは避けられなかった。
乾燥は皮膚にも気道にも良くない。
けれど、梅雨時の高湿度でも喘息は悪化する。
適切な湿度はありそうだが、人間の身体は適正な湿度に身体を保つようにできているはずだ。