片方に寄ってしまった鼻中隔は手術で治す。
内科的には治らないだろう。
しかし、この病気が最近に始まったとは思えない。
何千年もの間に何人もがこの病気にかかっているだろう。
鼻をかむという行為はいつから始まったのだろう?
僕が子供の頃はティッシュペーパーなんてものはなかった。
鼻紙というやわらかいティッシュのような紙があった。
でも、ほとんどは新聞紙をクシャクシャに揉んで鼻をかんだものだ。
では、新聞紙がなかった時代はどうだったんだろう?
手鼻という手法で片方の鼻を指で塞いでチンとかむのだ。
野生動物は鼻をかまない。
というか、鼻汁は飲み込む。
ちょっと話が逸れたが、元に戻そう。
鼻のかみかただ・・・。
片方の鼻の穴を塞いでかむのが一般的だ。
だが、この方法だと、片方に風圧がかかって鼻中隔が反対側に押される。
これは湾曲症を悪化させるだろう。
両方の鼻を一緒にかむならどうだろう?
ひょっとして、鼻中隔の湾曲が生じる原因は、この鼻のかみ方にあるのでは?
今日からは、鼻は両方一緒にかむようにしよう。
これで鼻中隔の左右のブレが矯正されるだろうか?
鼻中隔湾曲症は人間が作り出した病気ではないのか?
昨夜も鼻がつまって右を向いたり左を向いたり頭の位置に苦労しながら眠った。
おかげで、4時間も眠れていない。
途中で鼻を何度もかんだが、片方だけかむと鼻汁は出てこない。
両方一緒にかむと出てくるのだ・・・。
鼻はかまなくてもいい、かむなら両方の鼻を一緒にかむ。
鼻中隔湾曲症という人災にも等しい病気。
手術以外で治す方法はきっとあるにちがいない。