脱水だの血液ドロドロだのと飲まないことによる病気がわんさとあるという。
今回、6年前に亡くなった親友のお母さんに会って来た。
95歳で元気だ。
元気とは言っても足が弱って、今では自転車が無理になった。
便秘して入院したらしい。
医者に水をたくさん飲みなさいと言われたという。
日頃からあまり水を飲まないらしい。
だから長寿なのか?
過去に書いたと思うが、近所の農家の老人。
80歳を超えた男性と女性。
この二人は一日中、畑に出ている。
水を飲んでいるところを見たことがない。
家ではお茶を飲むのだろう。
ペットボトルを持ち歩いて水分補給。
これは本当に必要なのだろうか。
テレビで観たのは、就寝前と起床時の血液に流れ方。
就寝前は赤血球が丸く流れている。
起床後は赤血球が滞留して重なっている。
いわゆるドロドロ状態だ。
就寝中には汗をかいて水分が出る。
その分、起床時に水分補給が必要だという考え。
これは正しいのだろうか?
水分が足りなくなると、身体が血液の流れをゆるくする。
これで身体の正常性を保っているのだろう。
ならば、あえて水分を摂る必要はどうだろう?
僕の喘息だって、朝のコーヒーに始まり、一日に何杯も水分を摂る。
今朝は痰が出ないで咳き込んだ。
でも、水を少し飲んでみた。
あまり変わらないが、いつものように薬に手を出さなかった。
なんとか、普通に戻った。
南雲先生は水を一日に2リットル飲むことに疑問だという。
食事で1リットルは足りている。
あと1リットルは飲み物で足りている。
だから、あえて飲む必要はないらしい。
石原先生は水を飲んで血液サラサラはあり得ないという。
避難所ではトイレが問題で水を余り飲まない老人が多い。
そのせいで、脳梗塞になるという。
脳梗塞の原因は水分不足ではなく運動不足だろうと思う。
野生動物は喉が渇いてはじめて水を飲む。
人間もそれでいいだろう。