その場合、僕のかかっている呼吸器専門医の先生では症状を軽減する薬を処方するだけだ。
先生自身は理解のあるいい先生なのだが、もう一つ物足りない。
僕の逆流性食道炎は別の消化器内科の開業医さんに診てもらっている。
一人の人間が二つの病気を患っていると二つの科にかかることになる。
別々の薬をもらって飲むことに・・・。
最近かかっている呼吸器専門医の開業医さんは、逆流性食道炎と喘息の関係を重視する。
僕の場合は、埃で咳が出て喘息発作に繋がるが、咳は逆流性食道炎でも出る。
その咳が喘息発作の誘引だ。
この三者、喘息外来・消化器内科・呼吸器内科の先生方。
どの先生も僕の食習慣やライフスタイルについて尋ねたことがない。
病気の根源は食にありと思うが・・・。
僕の喘息が治ってしまえば、お医者さんは食べていけない・・・。
食習慣を変えてまでも喘息を治そうと必死になっているのに、なぜ薬だけを処方する?
例えば、「猫背を直せば喘息が治る」とは思わないが、一理あると思う。
猫背で胃が圧迫され胃酸が食道から喉まで逆流すると咳が出て喘息が発症する。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、丹念な問診で糸口が見つかることもあるだろう。
ひょっとして、患者の僕が聞かれないことでも何でもしゃべらないからいけないのか?
医者選びも簡単ではない。