今読んでるがなかなか読みきれない。
寄生虫に感染すると喘息が治るというものだ。
著者も鉤虫で感染実験している。
藤田紘一郎先生と同じだ。
コスタリカという中米の国では子供達の寄生虫駆除に力を入れた。
すると喘息患者が急増したという。
山間部に暮らす人たちには喘息は少ない。
アジアや南米やアフリカでの調査結果が紹介されている。
スラムでは喘息も多い。
おしなべて、貧困生活では喘息は少ないが、スラムは別だという。
都市のスラムは衛生環境が最悪で自然から受ける様々の免疫増幅作用に益していない。
食べ物も都市化された加工食品で伝染病が蔓延する環境だ。
山間部では伝染病はそれほど蔓延できない。
結果は、著者も完治していない・・・。
だが、今まで読んできた喘息にかんする本で一番読みたい本ではある。
読みきったときにどんな感情が湧いてくるのだろうか?
やっぱ喘息は完治しない・・・。か、やっぱ転地療法しかない・・・。か・・・?