水等の蓋を開けて中の水を飲むというのではない。
走りながらボトルの口をくわえてチューチュー吸って飲む。
ボトルを握りながら押せば吸い口から飲める。
ストローのようでストローではない。
ストローは吸って口の中に一旦含んでから飲み込む。
しかし、この給水ボトルは吸いながら同時に飲み込んでしまう。
そうしないと時間が稼げないのだ・・・。
吸う時には気道が開いて食道が閉じる。
その後、気道が閉まって食道が開いて飲み込む。
「吸う」と「飲む」の時間差はだんだんと短くなっていく。
若いときならなんともないことが・・・。
年とともにこの時間差が致命傷になる。
誤嚥だ・・・。
寝たきり老人の死因のもっとも多いのが誤嚥性肺炎。
喘息持ちの僕はこの誤嚥がありそうだ。
喉がゼコゼコの時は要注意だ。
時間を競わないチャリダーなら、こんな給水ボトルはいらないかも?
しっかり休んでちゃんと飲もう。
なかなか自転車に乗れないが、ふと思った。
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