2014年12月18日

「大峯千日回峰行」

塩沼住職の「大峯千日回峰行」は圧巻だった。
一気に読み終えた。

想像を絶する行だ・・・。
死に到るのも解る。
いや、それ以前に狂い死にするだろう。
いや、身体が持たないで行は終わらないだろう。

それにも増して、「四無行」もキツイ。
9日間、「食べない」「飲まない」「寝ない」「横にならない」
これは、拷問そのものだろう。

3日目からは死臭が漂う・・・。
生きて9日を終える人はいない。

千日回峰行でさえ、途中で止める時は自害するように、手ぬぐいと短刀を携えている。

自分のためにやるのならとっくに止めていたという。
「己の生は己のためにあるのではない。」

現代医学ではご法度だ。
心筋梗塞・脳梗塞・腎不全・・・。

志願ではなく修行の一環としてやるのなら警察沙汰だ。
自殺幇助という罪名もある。

平和ボケしてる現代。
特に若者に読んで欲しい本だ。
posted by ままちゃん at 08:40| Comment(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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