それで鼻呼吸がいいという。
アレルゲンが鼻から入ると鼻毛にくっついて気道まで到達できない。
口呼吸だと口から直接気道へ入る。
それで長いこと鼻呼吸できた。
そのせいか、喘息の発作もでなかった。
長距離を自転車で行った時には車道からくる排気ガスで翌日から発作に悩まされた。
自転車でも鼻呼吸を心がけていた。でも苦しいと口を開けてしまう。
鼻呼吸も2年くらいでまた喘息が悪化した。
何故?
鼻呼吸では排気ガスなどのアレルゲンが口に入らない。
とすると、アレルゲンが消化器官まで届かない。
つまり、消化管粘膜上で経口免疫寛容が作動しない。
鼻呼吸は喘息には有効ではあっても短期のものだろう。
濃度の薄いアレルゲンが常に口から入ることは避けられないのと同時に必要なことでもあるのか?
喘息克服本には必ず「鼻呼吸」を奨励する。
口呼吸のダメだしだ。
果たして、これは正しいのだろうか?