2015年05月11日

「テレサ・テンの真実」

1995年に42歳の若さで死んだ歌手、テレサ・テン。

彼女は喘息持ちだった。
小児喘息からか成人してからかはわからない。

タイのチェンマイのホテルで喘息発作で死んだ。
一緒にいたボーイフレンドはチェインスモーカーでエアコン大好き。

何回か彼女の部屋を訪れた医者の証言。
「部屋はタバコの煙で充満し、効き過ぎたエアコンで寒いくらいだった・・・。」

部屋から独りで出てきたテレサは鼻水タラタラで呼吸が出来ずに喉をかきむしる。
病院に着く頃にはもう心配停止。

見るからに老けた顔でふっくらしているようで皺だらけで痩せていた。

おそらく、ステロイドの経口投与を続けて、気管支拡張剤を常用していたのか?
鼻水タラタラは喘息の発作時にはあまりない・・・。
ステロイドは吸引も続けていたのだろう。

テレサは余り部屋から出ることは無く食事はルームサービスだった。
朝食は決まってお粥に野菜。
不思議とその日に限ってお粥をおかわりしたという。
たまに、外へ食べに出るときにも注文するのは野菜炒め。
卵も黄身は食べない。

タバコの煙を吸って、ステロイド剤を飲み続けて、野菜中心の食生活。
アレルゲンを断たず、免疫力を落として、体力もなくしてしまった。

これでは喘息が悪化した時に手の打ちようがない。
財力も名声もある世界的に有名な歌手でも男選びは最低だったのか。

晩年は故郷の台湾の空気のきれいな田舎で暮らすのがいいのだが・・・。

わが国でも超有名な歌手や女優さんの晩年は寂しくて悲しい。

一度名声を得ると安寧な晩年は難しい。
僕のような平々凡々な気弱な親父の晩年はどうだろう?
喘息さえなければもっと楽しい残りの人生があったのに・・・。
それは贅沢と言うものだろうか?
posted by ままちゃん at 17:39| Comment(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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