それで、僕は虚証だとわかった。
つまり、小青竜湯の中の麻黄という生薬が僕に合わないことがわかった。
補中益気湯ですぐに回復した。
漢方の即効性に驚いた。
それ以来、麻黄には気をつけていた。
よって、小青竜湯は怖くて使えなかった。
でも、「微量漢方」という概念が僕を救った。
麻黄が合わないことで、漢方の気管支拡張効果が期待できなくなった。
麻黄を避けて他の漢方を飲み続けたが、あんまり思ったほどの効果がなかった。
そこで、少し前から麻黄を含む小青竜湯や麻黄湯を少しづつ混ぜ始めた。
すると、どうだろう、喘息特有の息苦しさが軽減し出した。
ところが、透明な痰に混じって太い糸状の黄色い痰が出だした。
朝は特に多く出る。
痰が出ない時でも咳が出始めた。
咳喘息のような感じがしないでもない。
喘息が悪化したのか、それとも、喘息以前の状態に戻り始めているのか?
さっぱり、わからない。
朝はパルミコート2吸引。
クラリス200mg1錠。
ビタミンA・B・ D・E・C
マグネシウム。
カルシウム。
シングレア(夜だけ)。
一日2回の排便。
ヨーグルト。
このうちのクラリスの少量投与は最近始めたので、これが原因かもしれない。
麻黄はやはり切れないな・・・。
松本医院の主張する「漢方の気管支拡張作用」は続けているうちに効果が持続し、喘息が長期的に改善するのかも?