何故なら、僕のブログは日記代わりで、読み直すことが多かった。
あの日は何日か前から喉がゼコゼコで痰と咳・・・。
深夜に咳き込んで止まらなくなって、震える手でメプチンを何度も吸った。
妻の運転で総合病院の救急外来へ行った。
信号で車が止まったときには、呼吸が出来なくて助手席でうつ伏せに倒れてしまった。
その後から本格的な喘息治療が始まった。
それまでは、喘息と診断されても、ステロイド吸入剤や気管支拡張剤や去痰剤をサボることもあった。
この日から、ステロイド吸入と抗アレルギー剤をちゃんと2年半続けた。
気管支拡張剤も去痰剤もレジ袋一杯に処方された。
この日が僕にとっての喘息記念日みたいなもの。
治らない喘息と向き合って、勉強が始まった。
アマゾンで買った本とネットサーフィンでの独学・・・。
治そうと思うあまり医者を信用できなくなった。
薬では治らないことを実感した日々だった。
僕の喘息が治らない限り、この日のことは死ぬまで忘れない。
いつか喘息が完治して、この日のことを忘れてしまう、そんな日が来ることを信じて・・・。