2017年02月10日

「免疫革命」 安保徹著 安保徹先生が亡くなっていた!

この本は僕の愛読書。
赤線を引いて何度も読み返している本はこれしかない。

昨年の12月6日に、新潟大学名誉教授の安保徹先生が亡くなったという一文を、今日発見。
あれだけの著名な先生の死が何故報じられなかったのだろうか?
もう20年以上前に、海外で、2年間、
新潟大学医学部の先生達と一緒に仕事をさせていただいたことがある。

病気は「低体温・低酸素」で起きる。
安保先生のこの理論は実践して初めて正しいことがわかる。

癌治療を初め、免疫を下げる治療がいかに危ないかという持論を世間になげかけていた。
勇気ある医者だった。

マスコミは何故、安保先生の死を隠すのだろう???
免疫抑制治療薬が何兆円産業かを見れば、経済界は安保先生が邪魔だっただろう。
二人に一人が癌になる時代にあって、免疫抑制剤(抗癌剤)は国の予算を左右するほどの経済効果。
本当は経済効果よりも、増え続ける癌の医療費が、国を個人を圧迫している。

安保先生の死因は大動脈解離だという。
突然死だ。
最近では、阿藤さん、立松さん、大滝さん、何人もの有名人が死んでいる病気。
そういえば、石原裕次郎さんもそうだったような・・・。

芸能界などで忙しく活躍する男性に多い。
喫煙・睡眠不足・運動不足・・・。

原因は未だに解明されていないが、喫煙がそのきっかけ。
禁煙した人に多いような気もする。
大動脈が縦に裂けて破裂する。

喫煙によって動脈の柔軟性がなくなる。
石灰化もあるだろう。
血糖の急な上下動で血管が傷つき、動脈硬化が起こり、血圧の上昇で一気に破裂する。

安保先生の理論には糖質制限がなかった・・・。
僕の密かな持論では、コレステロールよりも糖分が大動脈解離の第二の要因。

禁煙した後に食生活を改善する人が多い。
肉を避けて菜食主義になってしまう。
あるいは、イライラしてドカ食いする。
これが追い討ちをかける。

徐々にきているときの前兆や症状はない。
背中が痛かったとか、腰が痛かったとか・・・。
ほとんどが身体の変調なしで、突然死。

僕の動脈も石灰化が進んでいる。
怖い話だが、癌や喘息や脳梗塞で苦しみながら生きていくよりも、突然死がいいのだろうか?

禁煙した後の生活習慣にも考える余地がありそうだ。
僕の先輩で、禁煙してから糖尿病になった人がいる。

やっぱり、禁煙後は糖質制限が一番いい。
タバコの害に気がついて禁煙しても、こんどは食べ物が美味しくなって肥満・・・。
運動不足に糖尿病では、一難去って、また一難・・・。

安保先生が教えてくださった、「免疫」が全ての病気の根源だということ。
このことを、肝に銘じていこう。

ご冥福をお祈りいたします。
posted by ままちゃん at 08:04| Comment(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: