今から、40年ほど前にはドッグフードもキャットフードもわが国にはなかったような気がする。
今や、ドッグフードとキャットフードなしには犬猫は飼えない。
イヌの栄養素もネコの栄養素も知り尽くされていて、栄養学的には最高のフードだという。
では、何故にイヌとネコの病気、とりわけ癌が増えているのだろうか?
ここで、不思議に思うことがある。
人間用のペレットフードが何故に出回らないにだろうか?
製造する企業もない。
災害時のための保存用にも見たことがない。
ぜいぜい、乾パンくらいだ。
人間に必要な栄養素は全てが知り尽くされているはずなのに・・・?
ペレットと水さえあれば生きていけるはず・・・。
そうすれば、冷蔵庫もいらない。
買出しも必要がなくなる。
お米も買う必要もないし、炊く必要もなくなる。
パンもいらない。保存できるパスタくらいで事足りる。
兵隊さんだって、ペレットと水だけで何日も行軍可能だ。
お米を炊く必要もないし、重い缶詰を担いで行くのもバカらしい。
何故に人間用のペレットが生まれないのだろうか?
不思議でしかたない。
ペレットで事足りれば、食べることにエネルギーを使わなくいてもいい。
その分、外で仕事やら運動やら、生きていて楽しいことに没頭できるはず・・・。
蛋白質・脂質・糖分・食物繊維・ビタミン・ミネラル・・・。
人のDNAゲノムだって全てが解明された今・・・。
色んな料理を楽しむことに異論はない。
しかし、日々の家庭での食事にバラエティーはいらない。
食材を買いに出かけること、料理することに時間を取られている現実。
時には外食で美味しい料理を楽しむだけでいいのでは・・・?
独居老人ならば尚更のこと、インスタント食品を食べるよりも栄養的にもいいはず。
何故、人用パレットがない???