つい最近のことで、メールを何回かやり取りした。
彼も長年の喘息に悩まされてきた。
何年か前に高槻の松本医院で診てもらったという。
処方された漢方を飲み、お灸もしたが、最初はうまくいっていた。
その頃に、手記を書いてくれと頼まれたという。
本人はまだそれを書くほど良くは治っていないので、そのままだった。
それから、症状が悪化して、電話で訴えても、先生は持論を述べるだけだったという。
結局、彼は救急で難を逃れて入院。
仕事でも家庭でも多くの人達に迷惑をかけてしまったらしい。
加えて、入院中に家族によって全ての漢方を処分されたらしい。
今ではもとの西洋医薬の治療に戻っている。
それはそれでいいと思う。
でも、彼だって、その治療で改善するどころか悪化することもあっただろう。
それで漢方に移行したのだろう。
確かに、免疫寛容が起きるまでは、ヒヤヒヤものだ・・・。
だが、そんな漢方処方で、彼のような目に会っている患者はもっといるはず・・・。
漢方だけの処方で呼吸困難で命を落とすことがあれば、ニュースになるだろう。
今のところは、そんな記事は見たこともない。
ならば、漢方だけでも後悔することはないと思う。
医者の処方する西洋医薬だけを飲んでいても治るどころか悪化する。
あれだけ多くの患者さんを漢方だけで治す医者は凄いと思う。
危険なことも何度もあっただろう。
でも、松本先生は書いている・・・。
「漢方だけで治ることは、我慢をして僕の漢方治療についてきてくれた患者さんから教わったこと。」
僕が治したわけではないという。
最初は、漢方だけで治るとは先生も信じていなかったのかもしれない・・・。
医者に言うままにステロイド治療に浸ることはもっと危険だと思うがどうだろう?
今日も恐怖に押しつぶされそうになりながら、漢方を続けている。