動物好きの僕でもあまり観ることがない。
昨日、たまたま観ていたら、不思議なことを伝えていた。
アフリカ東部のザンジバルという島に住む猿。
名前は忘れたが、木の葉っぱを食べて生きている。
木から木を伝っては色んな種類の木の葉を食べる。
50種類くらいの葉っぱがあるらしい。
沢山の種類の葉っぱを食べ続ける。
でも、最近は人里近くに住んで人を怖れないものもいるという。
食べ物は葉っぱだけだが、人里のはその種類が少ない。
人里には人の食用の果物の木しかない。
マンゴー・パンノキ・ザクロ・グアバなど5種類くらいしかない。
それを食べる。
元来、植物には身を守るために毒素を含んでいる。
野草には食用野菜にはない「あく」がある。
この「あく」も毒素の一種だろう。
その猿が人が燃やした後の木の炭を食べるのだそうな。
なるほど、美味しそうに食べる。
現地の研究者によれば、食べる葉っぱの種類が少ないと、毒素が身体に溜まるらしい。
炭は腎臓疾患の人が飲む活性炭のように、表面に無駄なものを吸着する。
それを何故に彼ら猿は知っているのだろう?
本能的だろうか?
でも、人里に住み始めたのはごく最近のことだろうに・・・。
仙台かどこかに、土を料理して食べさせるシェフがいる。
なるほど、土にはミネラルが満載だ。
リーキーガットで不要な栄養素を間違えて吸収するなら、炭でも食べてみようじゃないか。
炭をガリガリ噛んで食べるのはちょっと・・・。
でも、「クレメジン」という腎不全患者さんの飲む活性炭カプセルはどうだろう?
このカプセルを一日に20個も飲むのだそう。
僕の母もこれを飲むのが嫌で、とうとう透析になってしまった。
あの当時は黒い大きな錠剤を15個飲むんだと言っていたような気がする。
ひょっとして、喘息の発端になる有害物質を腸で吸着すれば、完治に持ち込めるかも・・・。
腎不全でもないのに、僕に処方されるはずもなく、アマゾンで検索か。
便秘する副作用があるので、1個から始めるか・・・。
要するに、僕達人間の病気を治すヒントや正解は自然界になんぼでもある。
その一つが、野生動物の生態や食生活だと思う。
野生動物を絶滅に追いやって、自分達の首を絞めている現実。
工場でガチャガチャ作られた西洋医薬品で病気が治ると信じている医者達。
患者たちは自身の命を守るために、日々模索している。
医者が書いた論文の中にはほとんど解決策はないだろう。