やはり自分の尿を飲む姿は人には見せられない。
隠れてする行為は何か罪悪感がある。
しかし、それも我慢しよう。
尿を飲んで喘息が完治したという話は聞いたことがない。
ネットにはそれらしきことも書いてあるが・・・。
免疫寛容という言葉に僕は大変興味がある。
これは減感作療法と一致する。
僕の喘息の原因が排気ガスやらの化学物質ならば、それが気道に入って起きるアレルギー反応。
その際には、気道粘膜上でアレルゲンと免疫細胞が反応する。
抗原抗体反応の一つだろう。
抗原(アレルゲン)が僕の免疫細胞と反応して抗体を作る。
抗体だけではなく、何かの反応副産物があるはずだ。
それが血中に入り、脳に「気管支を閉めろ」と命令する。
その副産物はやがては腎臓から排出される。
それがいつまでも体内にあれば、永久に僕の気管支は閉じたままだ・・・。
やがては、尿中に出てくる。
それを飲めば、腸まで達する。
腸粘膜上の免疫細胞がそれをキャッチする。
一日に何度もこれが繰り返されると、腸の免疫細胞もいずれは寛容を示すようになる。
これが僕の仮説だ。
痰に含まれる抗原(アレルゲン)をそのまま飲み込むことでも腸の免疫寛容が期待できる。
が、そんなことは何度もあるわけではない。
猫にも喘息があるが、喘息死はない。
猫は人のように痰を吐くことを知らない。
飲み込んでいるうちに寛容が成立する。
血中に出た抗原抗体反応の副産物は身体にとっていらないもの。
抗原(アレルゲン)は早く体外に出すのがいい。
だが、そこに抗体がくっついているのならば、再度利用しようじゃないか。
糞便移植のような突拍子もない方法で難病が完治する。
他人のウンチをもらうなんて、誰が想像できる?
オシッコを飲むのだって、誰が想像できる?
継続は力なり。
続けようと思う。