2017年10月10日

妻の長期不在で思うこと

妻が長期にわたり家からいなくなることは今までにもあった。
帰省すれば10日間はいない。

今回は長期間の旅行で17日間。
これほどの長期は初めてだ。

最初は寂しくてしかたがなかった。
次男がいるとはいえ、寝室には僕ひとり。

妻が家にいても、一緒にご飯を食べることも少なくなった。
仕事ではいつも一緒だが、出かけること多くない。

だが、妻がこのまま帰ってこないならば、どうだろう?
連れ合いの死に直面して「うつ」になって自死する人もいる。
一人で家に残されて、全てが妻の想い出となると・・・。

後を追う気持ちはよーくわかる。
でも、いつかはそんな時が必ず来るのだが・・・。
どっちが先に逝くかは誰も知らない。

僕のように過去ばかり向いて生きている人間は思い出に弱い。
妻は今と明日しかない人間だ。
僕よりは強いような気がする。
そうであってほしい。

熟年離婚というのが流行らしい。
僕には考えられないが・・・。
でも、離婚とは仲たがいして分かれること。

「死に別れよりも生き別れ」という文言がある。
連れ合いが死ぬと、良い想い出ばかりがよぎって悲しくてたまらない。
でも、仲たがいをして別れると、相手の悪いところばかりが目に付くから悲しくない。

悲しくない別れがあるのなら、僕はそっちを選びたい。
結婚しない人が増えているが、「会うは別れの始まり」だとする諺もある。
posted by ままちゃん at 16:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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