MEC食の渡辺先生は食物繊維を摂らないでもいいという。
僕の経験からはどちらも正しい。
あえて食物繊維を摂ったからといって便通が良くなるとも思えない。
消化が万全ならば、むしろ便秘する。
未消化分が大腸に達すると便通がよくなる。
しかし、渡辺先生が指摘するように、人の胃腸では繊維分は消化されない
つまりは、未消化のまま腸に達する。
胃で消化されないで小腸に行く。
小腸は極めて長い腸管だ。
その中を繊維質が通る。
ただ、通るだけだ・・・。
果たして意味があるのだろうか?
大腸では繊維質は腸内細菌の餌になる。
では、肉食動物の腸内細菌の餌は何だろうか?
肉食動物だってちゃんとウンチはする。
野生の肉食獣が便秘するなんて聞いたことがない。
ウンチのほとんどは繊維分ではなくて腸内細菌の死骸がほとんどらしい。
僕の最近の経験では、食物繊維が少なくてもウンチの量には変わりがない。
むしろ、僕の場合は不消化の食物繊維は胃に多大の負担をかける。
小腸内でも未消化分が通過することに何の意味があるのだろう?
食物繊維には水溶性のものと非水溶性のものがある。
水溶性のものは小腸を通過する時にはスルッと通過するだろう。
非水溶性のものは小腸を傷つけるのではないだろうか?
それがリーキーガットの原因???
水溶性の食物繊維には海草や果物がある。
どっちも僕の好物だ。
果物の糖分がいけないというが、当面の僕の課題は太ることで痩せることではない。
炭水化物を減らす糖質制限をしながら、海草と果物を食べよう。
胆嚢がない僕にとって脂肪分の消化は完璧ではない。
消化剤をうまく使って、蛋白質をメインに脂質を少し減らそう。