最初に買ったのが、石原結實先生の「水分の摂りすぎは今すぐやめなさい」という単行本。
それからもう何百冊買っただろう・・・。
また、この本に戻ってきた。
昨夜の就寝中の突然の痰と咳。
休日の今日は一日中が憂鬱だった。
喉のゼコゼコと時折痰が絡む。
一日を振り返ってみる・・・。
コーヒーやらほうじ茶やら果物やらスープやら・・・。
なんと水分摂取が多い・・・。
以前にも書いたと思うが、僕の妻は喘息ではないし、とても元気だ。
ほとんど水分を摂らない。
朝食に砂糖入りのミルクコーヒー。
食事後の1杯の水。
他に何かを飲んでいるのをみることは少ない。
外で庭仕事をしている時も飲まず食わずで朝から夕方まで働く。
夏の熱い時期には僕が冷たい飲み物を差し入れるが、なければないで飲まなくて済む。
南国生まれで僕ほど汗はかかない。
そういえば、僕は夜中に4回以上はオシッコに起きる。
妻は1回あるかないかだ。
やっぱ、僕の体は水毒に傾いている。
痰が切れやすいように喘息患者は水分を多く摂るように勧められる。
これは正しいのだろうか?
以前にNHKの「ガッテン」で特集していた・・・。
何人かを二つのグループに分けて、一方には水を頻繁に飲んでもらう。
もう一方は全然水を与えない。
冬場の乾燥した状況下での実験だった。
なんと、水を飲んだグループは平気なのに、飲まなかったグループは咳をする人が続出。
水を飲んだ方が咳をしなかった。
これは水毒とは正反対の結果だった。
だから、乾燥時には水分摂取が大事だという。
この結果はともかくとしても、水毒をもう一度考え直してみよう。
さて、今からは極力水分を摂らないようにしよう。
明日からはコーヒーも1杯だけにしよう。
ミカンも控えよう。グルテンよりも水分に気をつけよう。
食べ物からはちゃんと水分が摂れるから、余分な水分は避けよう。
僕が石原先生の主張する水毒にあまり興味がなかったのは理由がある。
水を断つだけではなく、朝食抜きやら不食や玄米菜食に疑問を持ったからだ。
それにも増して、同時期に買った「4週間で喘息完治」という怪しい1万円もする本にある。
それには、朝から晩まで水を飲めという療法。
起き抜けに1杯、食事前に1杯、風呂前にも1杯、就寝前にも1杯・・・。
これを真似てみて真っ赤な嘘だとわかったから・・・。
百歩譲って、著者がこの方法で喘息を完治させたとしても・・・。
ガバガバ水を飲む行為は正常じゃないことくらいは気がつく。
野生動物は病気になって、飲まず食わずでじっとして治す。
食べて飲んで治すとは思えない。
基本に忠実にシンプルでいい。
高価な薬や療法や度を越したことはあまり信用しない方がいい。
これは僕が今までに読んだことや見たことや聞いたことや経験したことで判断するしかないから・・・。
慢性疾患で治らないものはないと信じているから。
その症状が表面化するまでに何年もかかっている。
それを完治させるには何年もかかるのは当たり前だろう。
今回はもう一度、水毒回避に挑戦する。