2018年03月08日

畠山重篤という人

畠山さんの本をアマゾンで買って読んでいる。
凄い人だ。

気仙沼で牡蠣の養殖をやっている。
湾が赤潮にやられて牡蠣が全滅したときに、森に木を植え始めた。

廃業する者も多かった。
まわりの人達は畠山さんのことをバカ呼ばわりした・・・。

詳細は本を読めば書いてあるので省略するが・・・。
山から川を伝って有機物が湾に流れ込む。
それが海を豊穣にさせて、いい牡蠣ができる。

有機物の中には窒素やリンがある。
だが、鉄分が一緒にないとプランクトンは増えない。
そこに到るまでの畠山さんの苦労が凄い。

上流のダム計画を廃止に追い込んだ。

ここで、バングラデシュのことを思い出した。
バングラデシュは毎年のように川が氾濫する。
そこで、日本のODAが川の灌漑を始めた。
すると、確かに水の確保は計画的にできるようになった。

だが、大きな問題が浮上する。
川の氾濫は山から肥沃な土壌をもたらしていた。
それが、灌漑でなくなった。

当然のことのように化学肥料を撒く。
すると害虫が湧く。
そこで、農薬が必要になる。
ますます農地が荒れだした。

この化学肥料と農薬が日本製ならば、ODAというものは結局は日本の企業のためなり・・・。

僕たちの病気の身体も原因は食事や環境にあるのだろう。
それを元に戻せば、全ての病気は治る。

僕も最近は喘息の改善を感じている。
食事から摂る栄養。
薬を止める。
喘息の本当の原因は縦割り医療ではわからないままだ・・・。

喘息の原因の本命は、呼吸器ではなく、鼻と姿勢にあるのだろう。
月に1万円も医療費をかけて、ステロイド吸入剤・抗アレルギー剤・去痰剤・気管支拡張剤。
それに漢方も入れるとなると、1万円では足りない・・・。

それらを全て止めて・・・。
症状が劇的に改善し、かからなくなった医療費を栄養に変える。
ちゃんと栄養のある食事をしていけば、必ず治るということを実践したい。

畠山さんは、「森は海の恋人」という運動をしている。
「栄養は身体の恋人」とでもしようかな・・・。

そこが、玄米菜食や少食では喘息は治らないという僕なりの結論。
故あって、僕は栄養を完全には取り込めない身体。
そこのところを、医者は誰も教えてくれないし、聞きもしない???

遠くのことが回りまわって原因になるのともある。
目先のことよりも足の下のことが原因になることもある。

目が見えない人が三人で象を触った。
一人は尾を触って、蛇のような生き物だと言った。
一人は耳を触って、鳥のような生き物だと言った。
一人は足を触って、丸太のような生き物だと言った。

生き物であることには違いないが、全てが間違いだ。

喘息も同じだろう。
呼吸器内科では、喘息だと診断。
耳鼻科では、鼻炎との診断。
消化器内科では、胃食道逆流症との診断。

鼻炎でも胃食道逆流でも死ぬことはない。
喘息は死ぬこともあるから、喘息の薬は止めないように指導される。
本当は気管支喘息ではないのに、永久にステロイドや抗アレルギー剤を使い続ける。

もう、こうなったら、信念しかないだろう・・・。
posted by ままちゃん at 15:55| Comment(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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