凄い人だ。
気仙沼で牡蠣の養殖をやっている。
湾が赤潮にやられて牡蠣が全滅したときに、森に木を植え始めた。
廃業する者も多かった。
まわりの人達は畠山さんのことをバカ呼ばわりした・・・。
詳細は本を読めば書いてあるので省略するが・・・。
山から川を伝って有機物が湾に流れ込む。
それが海を豊穣にさせて、いい牡蠣ができる。
有機物の中には窒素やリンがある。
だが、鉄分が一緒にないとプランクトンは増えない。
そこに到るまでの畠山さんの苦労が凄い。
上流のダム計画を廃止に追い込んだ。
ここで、バングラデシュのことを思い出した。
バングラデシュは毎年のように川が氾濫する。
そこで、日本のODAが川の灌漑を始めた。
すると、確かに水の確保は計画的にできるようになった。
だが、大きな問題が浮上する。
川の氾濫は山から肥沃な土壌をもたらしていた。
それが、灌漑でなくなった。
当然のことのように化学肥料を撒く。
すると害虫が湧く。
そこで、農薬が必要になる。
ますます農地が荒れだした。
この化学肥料と農薬が日本製ならば、ODAというものは結局は日本の企業のためなり・・・。
僕たちの病気の身体も原因は食事や環境にあるのだろう。
それを元に戻せば、全ての病気は治る。
僕も最近は喘息の改善を感じている。
食事から摂る栄養。
薬を止める。
喘息の本当の原因は縦割り医療ではわからないままだ・・・。
喘息の原因の本命は、呼吸器ではなく、鼻と姿勢にあるのだろう。
月に1万円も医療費をかけて、ステロイド吸入剤・抗アレルギー剤・去痰剤・気管支拡張剤。
それに漢方も入れるとなると、1万円では足りない・・・。
それらを全て止めて・・・。
症状が劇的に改善し、かからなくなった医療費を栄養に変える。
ちゃんと栄養のある食事をしていけば、必ず治るということを実践したい。
畠山さんは、「森は海の恋人」という運動をしている。
「栄養は身体の恋人」とでもしようかな・・・。
そこが、玄米菜食や少食では喘息は治らないという僕なりの結論。
故あって、僕は栄養を完全には取り込めない身体。
そこのところを、医者は誰も教えてくれないし、聞きもしない???
遠くのことが回りまわって原因になるのともある。
目先のことよりも足の下のことが原因になることもある。
目が見えない人が三人で象を触った。
一人は尾を触って、蛇のような生き物だと言った。
一人は耳を触って、鳥のような生き物だと言った。
一人は足を触って、丸太のような生き物だと言った。
生き物であることには違いないが、全てが間違いだ。
喘息も同じだろう。
呼吸器内科では、喘息だと診断。
耳鼻科では、鼻炎との診断。
消化器内科では、胃食道逆流症との診断。
鼻炎でも胃食道逆流でも死ぬことはない。
喘息は死ぬこともあるから、喘息の薬は止めないように指導される。
本当は気管支喘息ではないのに、永久にステロイドや抗アレルギー剤を使い続ける。
もう、こうなったら、信念しかないだろう・・・。