一人目はブラジルの日系移民の奥さんでフィリピン国籍の人。
肉牛飼育の牧場で働いている。
見るからに大変な仕事だ。
女性にできる仕事だとは思えない。
日本人の若者は皆無の職場。
臭い・汚い・危険の3Kの職場。
でも、彼女は生き生きと働いている。
もう一人もフィリピン国籍の女性。
ご主人が日本人。
本人は朝7時から夜9時まで働いている。
その主人は今は無職で週に3回の透析。
息子は引きこもり状態。
同居のフィリピン国籍の親戚は「うつ」。
家に帰るのが地獄だろう。
家族が一番というフィリピンの人にとっては辛い日々・・・。
先進国の日本はこのままでは病人だらけで薬漬けだ。
「うつ」の女性が主人の面倒をみているから仕事はできない。
ふと、フィリピンのことを思い出した。
フィリピンは失業者が多い。
だけど、災い転じて福だろう。
家には誰かがいるから、病人の世話は誰かができる。
今の日本はどうだろう???
ほんとうにこれで幸せだろうか?
大いに疑問である。
それに、人手が足りないのが表面化しているのに、未だに国は外から労働者を入れない。
今の政権は「日本会議」という超右翼政権だから、「日本ファースト」。
外からの労働者を研修生という名目で時間600円で働かせる。
その結果、彼らは国への仕送りもままならず、ビザが切れると不法滞在。
何故ちゃんとビザを発給して日本人並みの給与で待遇しないのか?
もう日本人だけでは国が回らなくなっているというのに・・・。
国が病んでいる。
政権交代が望まれる。