2018年04月12日

病の先進国

昨日は僕の妻の友人を訪ねた。

一人目はブラジルの日系移民の奥さんでフィリピン国籍の人。
肉牛飼育の牧場で働いている。
見るからに大変な仕事だ。
女性にできる仕事だとは思えない。

日本人の若者は皆無の職場。
臭い・汚い・危険の3Kの職場。
でも、彼女は生き生きと働いている。

もう一人もフィリピン国籍の女性。
ご主人が日本人。
本人は朝7時から夜9時まで働いている。

その主人は今は無職で週に3回の透析。
息子は引きこもり状態。
同居のフィリピン国籍の親戚は「うつ」。

家に帰るのが地獄だろう。
家族が一番というフィリピンの人にとっては辛い日々・・・。

先進国の日本はこのままでは病人だらけで薬漬けだ。
「うつ」の女性が主人の面倒をみているから仕事はできない。

ふと、フィリピンのことを思い出した。
フィリピンは失業者が多い。
だけど、災い転じて福だろう。
家には誰かがいるから、病人の世話は誰かができる。
今の日本はどうだろう???

ほんとうにこれで幸せだろうか?
大いに疑問である。

それに、人手が足りないのが表面化しているのに、未だに国は外から労働者を入れない。
今の政権は「日本会議」という超右翼政権だから、「日本ファースト」。
外からの労働者を研修生という名目で時間600円で働かせる。

その結果、彼らは国への仕送りもままならず、ビザが切れると不法滞在。
何故ちゃんとビザを発給して日本人並みの給与で待遇しないのか?
もう日本人だけでは国が回らなくなっているというのに・・・。

国が病んでいる。
政権交代が望まれる。
posted by ままちゃん at 07:53| Comment(0) | 医学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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