でも、僕の喘息発作はいつも息が吸えない・・・。
吐けないから吸えないのだと理解していた。
が、「過呼吸」という病気というか症状がある。
これは息が吸えなくなるもの・・・。
僕の発作と同じ。
息が吸えないのは肺に十分な酸素があるので、これ以上は酸素がいらないという身体の訴え。
喘息発作は痰を出そうとするあまり、息も必要以上に吐こうとする。
それで、気道が吸うことを拒否する。
この考えは本当だろうか?
過呼吸と同じく息が吸えないと考えれば、僕の喘息発作は過呼吸と似ている。
事実、メプチンを使わずとも、冷静になって落ち着くと呼吸が吸えるようになる。
気管支拡張テープを胸に貼ってもそんなに即効性はないだろうし・・・。
夜中に痰が絡むと酷い恐怖感に襲われる。
身体がガタガタ震える。
冷静になってゆっくりと鼻から呼吸すると、徐々に呼吸が戻る。
いわゆる、「アレルギー性気管支喘息」というものと僕の喘息は同じだろうか?
それとも?
最初に息が吸えない経験をしたのは、もう13年ほど前の2005年の秋だったと記憶している。
分煙できていない運転免許センターでタバコの煙を吸わされれた夜。
夜中に突然息が吸えない?
トイレで深呼吸・・・。
なんとか息が回復した。
その後は1年に1回くらいあった・・・。
その4年後にステロイド吸入薬を始めた。
今やステロイドをやめて2年になるが、喘息の原因が本当に気管支の炎症だけなのかは疑問だ・・・。
酸素よりも二酸化炭素の方が大事だったり。
喘息の鑑定に使う一酸化窒素は身体にはとても大事だったり。
苦しくても鼻呼吸だけで息をすることが大事だったり。
胸を圧迫して眠ること大事だったり。
目から鱗の「パラダイムシフト」。
喘息患者が発作を起こすという一連の出来事が、実は関連のない出来事だったりする???
過呼吸による呼吸困難と喘息による呼吸困難の違いは?
どちらも息が吸えないという共通点。
喘息発作は息が吐けないのだという説。
喘息患者のほとんどが主張する「息が吸えない」こととの乖離。
この辺に、喘息という病気の複雑さと難しさがあるような気がするのだが・・・。