それで完治に等しいくらいに改善あるいは治癒するなら、僕も続けていただろう。
ところが、実際はその正反対で、症状は悪化するばかりで辛く苦しい日々が続いた。
一念発起して、「えーい。」と断薬した。
死を覚悟したといえば大袈裟だが、それに近い決断だった。
喘息死のほとんどが成人してからの発症で、軽症でもステロイド吸入を怠っている人が危ないというのが定説。
僕もそれの類・・・。
きっちりステロイド吸入を一日2回やっていて、抗アレルギー剤を2種類、去痰剤に気管支拡張剤も放せない。
ときにはメプチンという強力な気管支拡張剤の吸入も何度かあった。
それが、ステロイド吸入と抗アレルギー剤をスパッとやめたら、なんと苦しく辛い痰が出なくなって咳もほとんど消えた。
これほどまで改善すれば、もうステロイドに戻ることはありえない。
でも、完治したとは思っていない。
それは喘息だと診断される前の身体に戻っていないから・・・。
僕の喘息がアレルギー性気管支喘息ならば、この方法は危険だろう。
だが、一般には成人喘息は治らないというのが定説。
何故に「治らない」のだろう?
それは、成人喘息の原因が間違った方向に位置づけされているからではないか?
たしかに、僕のIgEの値はハウスダストや花粉で高い。
それでも6段階の2か3である。
これは喘息の真の原因ではなく、単に発作のトリガーに過ぎないのだろう。
喘息の真の原因追求はまだ始まったばかりで終わってはいない。
2016年4月1日から、ステロイド吸入薬と抗アレルギー剤を断った。
この間に発作は起きている。
でも、メプチンを使わずにきている。
26ヶ月間たった今の状態をもう一度まとめてみよう。
玄米菜食よりもお肉中心のラフな糖質制限。
ダイソンで寝室の床とベッドの掃除。
ストレートネックの是正。
鼻呼吸の励行。
頭を高くしてうつ伏せ寝。
水毒の是正。
食事制限よりも運動優先。
ミネラル・ビタミンなどのサプリメントの常用。
改善した点
痰と咳が激減した。
悪化した点:
息切れと身体のダルさ
寝苦しさ
この息切れが頻繁に起きるようになったのは、気管支の炎症が治まっていないせいだろうか?
酸素濃度はむしろ97%を示すこともあるが・・・。
急激に体重が戻って6キロ増えたことで、心臓に負担がかかっているのだろうか?
ならば、糖質制限を厳格に実行するしかないか・・・?