2018年07月02日

卵と牛乳

高度経済成長時代の労働者の健康を支えたものに、卵と牛乳がある。
卵は未だに価格の優等生と言われるくらいの安さ。

子供の頃には各家庭の玄関には牛乳箱が置いてあった。
牛乳配達が早朝に牛乳瓶に一杯入った牛乳を置いていく。
空瓶を同時に回収する。

1瓶が200CCくらいだったか・・・。
お父さんは駅の弘済会(キオスク)で1瓶を飲み干す。

子供の頃、卵は近くの養鶏場へ買いに行く。
和歌山住んでいた小学生の頃、卵を買いに手に持った10円玉を草むらに落として困ったことがある。
それが見つかったかどうかは覚えていない。
おばさんが見つけてくれたか、なくても卵をくれたかも覚えていない。
あの当時はプラスティックの容器はまだなかったから、竹籠だったんだろう。

この卵と牛乳が小児のアレルギーの原因だと主張する人もいるが・・・。

卵も牛乳も動物から横取りしたものだから、人間本来の食べ物ではないとする意見もある。

僕が好んでアマゾンで買う書籍は健康や病気に関するものがほとんどで、卵や牛乳にかんするものも多数ある。

卵を食べれば元気になるとい積極的な本もある。
でも、牛乳を飲めば元気になるという本はない。
牛乳を飲むと病気になるという本まである。

「これを食べれば元気になる」として買って食べて病気になったら、訴えられる時代。
「これを食べなければ元気になる」では、食べないで他の物を食べるから、病気になっても因果関係が曖昧だ。

あるテレビ番組で「水分を多く摂れば脳疾患にならないで血液がサラサラになる。」というのがあった。
この話を真に受けて実行して脳卒中になって、その番組の司会者が訴えられて未だに続いているらしい。

そこへいくと、渡辺先生の「肉と卵とチーズだけでいい。」「野菜中心やめなさい。」は勇気のある本。

腸内細菌がとても大事で、玄米菜食やマクロバイオティっクや発酵食品も盛んだ。
だがしかし、醗酵は腐敗と同じことだから、腐ったものを野生の動物が食べることはないだろう・・・。
野菜だって一度に何種類も食べることはあり得ない。

野生動物の食生活は到って単純。
栄養のバランスからいうと落第点だ。

僕はつとめて加工食品は食べない。
本当は食べ物は全て生のまま食べるのがいいと思う。

その生のまま食べられるものが卵と牛乳だ。

草食動物の盲腸や反芻動物の第一胃は草食でしか生きられない動物に備わった消化器官。
人間にはそれがない・・・。

青汁だけで生きている森さんと言う人の腸内細菌は既に蛋白質を合成する機能を備えているのだろう。
ヨーグルトと玄米菜食にかえた女性の腸内細菌ではビフィズス菌がほとんど消えてしまったらしい。
専門かも首をかしげる結果だった・・・。

牛肉と水だけで何年も生きている人。
果物だけで何年も生きている人。

僕もこの辺で卵と牛乳だけにシフトしようかな。・・・?

食べ物にこれだけ多くに労力を費やして結果が出ていない動物も珍しい。

全ては喘息を完治させるため・・・。
posted by ままちゃん at 07:43| Comment(0) | 食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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