2018年07月06日

小腸を忘れるな

腸内細菌は身体の免疫機能にとって一番大事。
このことはメディアで連日のように報道・発信されている。

それはいいとして、僕は胃に重点を置きたい。
胃で充分消化されなければ、それ以降の腸は意味がない。

中でも、食物繊維のことが99%論じれられている。
腸内細菌と食物繊維との関係はすでに皆が知っている事実以上のものはない。

だが、それは大腸の話。
便秘やら大腸癌については万人の興味をそそる。

小腸の話は誰も触れない・・・?
胃も大腸も内視鏡検査で病気が手に取るようにわかる時代になった。
だが、未だに小腸は未開の器官。
カプセル内視鏡で診ることもできるが、そこまでの必要性がない。

何故、必要がないのか?
それは、小腸には癌ができいくにからで、食物が滞留する時間が短い。
ほとんど、胃で消化してこなれたものが降りてくる。

ところがである、僕のように胆汁が一度に出なかったり、胃で消化しない食物繊維が流れてきたりすると・・・?
江田証先生の本によると、糖質でも小腸で吸収しにくいものがある。
すぐに吸収するのも血糖値があげるのでよくないが、吸収しない糖は小腸内に留まってしまう。

これが厄介で、小腸内の水分を溜める結果になるらしい。
これが、食後の「おなかポッコリ」だという。

「おなかポッコリ」は胃下垂のせいだと思っていたがそうでもないらしい。

そういえば、もう3年ほどになるだろうか、いつも食後に腸がキュルキュル鳴るのだ。
大腸が鳴るにしては食後すぐというのは変だ???

今まで気にしないで食べていた高FODMAP食品。
これを3週間ほと避けてみよう。

バナナがいいが玉ねぎはダメだとか覚えるのに苦労。
お肉にご飯はいいらしい。
牛乳とヨーグルトはダメ。

胃でも小腸でも消化も吸収もしない食物繊維が何故に健康にいいのか疑問だった。
ウンチも一日に2回以上する方がいいと思う。
とにかく、消化・吸収が終わった副産物は早く体外に出すほうがいい。

渡辺先生の言われる、「野菜はなくてもいい」が現実味を帯びてきた。
肉食とまではいかなくても・・・。

外国ではもう一般的である「小腸内細菌繁殖」という病気。
小腸には本来は腸内細菌は存在しないのに、細菌が繁殖している人がいるらしい。
その方々が腸の不具合を感じてしまうが、長い間、小腸内のことは医者にも見当が付かなかった。

本間先生の本では、この小腸内の現象が副腎疲労の原因にあるという。
もっともだ・・・。
posted by ままちゃん at 16:39| Comment(0) | 過敏性腸症候群 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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