これは僕達が生きていくうえで肝心要な必須要素。
だが、世の中にはベジタリアンもいれば、もっと厳格なベジーもいる。
お肉を完全に断ってしまう決断は難しい。
でも、治らない難病に苦しみ、あらゆる療法を経験し、結果的に行き着いたのが菜食なら・・・。
菜食主義者達はみんな多かれ少なかれ治らない病気の経験を持つだろう。
僕もその一人だ。
今年のお盆はいつもとは違った。
初めて居間に飾ったのは、既に逝ってしまった僕達の愛犬と愛猫たち。
お骨にしてあるが、未だにお墓はない・・・。
近い将来にお墓を作って入れてあげようとは考えているが、手元から離れるのが辛い・・・。
猫が6匹と犬が2匹。
もしも、その中にブタやウシや鶏がいたら・・・。
僕は肉を食べることを否定しない。
フィリピンで暮らしていた頃は、市場で生きた鶏を買ってきては潰して食べる。
ブタだって、みんなが集うパーティーでは1匹を丸焼きにする。
勿論、焼く前にはまだ生きているのを殺生する・・・。
鶏だって、自分達で絞める。
市場へ行けば、その日に絞めた鶏や豚や牛が冷蔵しないで吊るされている。
新鮮だから美味しい。
豚も鶏も牛も頭から足の先まで全部を食べる。
日本のスーパーで買うような上げ底のトレイに入った肉ではない。
鶏肉も日本では1パックに20本くらいの足だけが売られている。
20本といえば、10羽だ。
10羽を一度に食べることはありえないのに・・・。
残る身体の部分は他に売られたり、ペットフードや肥料は廃棄したり・・・。
今年飾ったお骨の中に、もしも、犬猫以外の遺灰があったら・・・。
肉食は最低限度にしよう。
できれば、食べない決断も・・・。