しかし、腸内細菌はどこにいる???
腸の中にいることは明白だが・・・。
腸内細菌は大腸にしかいないのが事実。
「大腸内細菌」とは誰も言わない。
何故か、それは腸内細菌が小腸にはいないから。
小腸内に腸内細菌が増えるのがSIBOだ。
SIBOになると、小腸内にガスが充満する。
小腸は栄養を吸収するところ。
で、免疫器官でもある。
ガスでパンパンになった小腸は圧力で絨毛が押される。
それで、要らない物まで絨毛から吸収してしまう。
これが、リーキーガット、腸漏れだ。
アトピー性皮膚炎やらアレルギー性喘息がそれだ。
最近は、ダイエットにいいというので、短鎖脂肪酸が注目されだした。
水溶性食物繊維は胃でも小腸でも消化されない。
そのまま大腸へ送られる。
そこで、短鎖脂肪酸になる。
小腸内では要らない物。
要らない物があると、小腸内が水浸しになる。
そう、これが、おそらく、僕の腹鳴の原因だろう・・・。
2006年にうつ状態で消化器内科で診断がつかなかった。
あの頃は下痢も便秘もなく、代謝が亢進して、一日に何回もウンチが出た。
今になって思うに、このときが本当の「うつ」だったのだろう。
その後に、喘息が頻繁に起きるようになった。
「うつ」だと診断されたときも、ガスと下痢と便秘に悩まされた。
不思議と、喘息は悪化しなかったが・・・。
うつの薬の安定剤を止めたら突然に喘息の発作がきた。
このときは「うつ」ではなく、SIBOだったのだろう。
それ以後も、下痢や便秘の繰り返しだった。
リーキーガットが僕の喘息の原因だとはまだハッキリしない。
江田証先生の本で目がさめた。
今まで、小腸のことを論じる人も本もなかった。
それは、小腸には癌はできないし、見ることもできないからだった。
カプセル内視鏡の発明でそれが可能になった所以がある。
昔、テレビで過去に観たことがある。
香川県の有名なうどん屋さんの親父が小腸の不具合で手術するというのだ。
うどんはグルテンの塊だ・・・。
今まさに、小腸が注目され始めている。