2018年10月17日

喘息の真の原因

僕が小学生の2年の頃だったと記憶している。
頭のシラミの駆除にDDTを散布された。

回虫の駆除に駆虫薬を飲まされた。
僕は錠剤を飲んだことがなく、飲み込めなくて怖かった。
女の子と二人だけが飲み込めなくて、飲むまで黒板の前に立たされた。
苦い思い出だ。

僕の家でも庭に野菜を植えていた。
肥料はもちろん、人間の糞尿である。
寄生虫がウヨウヨだったのだろう。

蟯虫の検査で、お尻にテープを貼って剥がしたものを学校に持参した。
これは中学校の時だったと記憶している。
すでに、東京オリンピックの年だった。

その頃から、アトピーやら喘息やらが急激に増え出した。
寄生虫というものは身体の中にいて当たり前だった。

いや、今でも、寄生虫がいて「当たり前」のはず・・・。
それを悉く駆除した。

身体の血液の中には白血球というものがある。
身体に侵入してきた他者に抵抗する見張りの兵隊だ。

寄生虫には好酸球という白血球が対抗する。
身体の中から一切の寄生虫がいなくなった現在、彼らは暇で仕方がない。

攻撃するものがない。
そこで、自分の体の一部を攻撃し始める。

自己免疫疾患という。
アトピーも喘息も同じだと、僕は思う。

アトピー性皮膚炎で毛が抜けて痒くて仕方がない犬がいる。
動物病院で処方されたシャンプーやら処方食でも完治しない。
薬では悪化するばかり・・・。

その犬の耳の側に大きなオデキができた。
動物病院では「腫瘍」と診断。

それと同時に奇跡が起きた。
身体中のアトピーが綺麗に治ってしまった・・・。

でも、その腫瘍がだんだんと大きくなってきた。
動物病院で取ってもらった。

その後、1ヶ月ほどしてから、またアトピーが再発した。

これは、好酸球だけではなく、免疫に関与する細胞が暇で自分の身体を攻撃するアトピーだった。
それが、身体に腫瘍ができて、今度はそれを攻撃し始めた。
訳がわからない相手を攻撃するよりも、腫瘍という明確な攻撃相手を見つけたわけだ。

喘息は免疫細胞の誤作動だという。
若者にするべきことを与えないと非行に走るのと同じだ。

免疫細胞に仕事を与えるにはどうすればいいのだろう?
寄生虫を身体に入れるのは現実的ではない。

そこで、ビタミンDの免疫賦活作用が注目される。
僕は一日に10000単位を飲んでいた。
最近は忘れていた。

僕の髪の毛が抜け始めて、背中の痛みも始まった。
ビタミンAの過剰投与を疑った。
それで、ビタミンDの投与も怖くなった。

昨年の春からビタミンDとオメガ3を始めた。
でも、思うようには喘息は好転しなかった。

太陽光で身体にビタミンDが合成される。
これは、最早、ビタミンではなく、「ホルモン」と言われる所以だ。
15分間の日光浴で20000単位近くが合成される。
ならば、毎日10000単位の投与は異常ではない。

もう一度、初心に戻ろう。
posted by ままちゃん at 18:12| Comment(0) | 免疫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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