2018年11月02日

「痰」とは?

痰とはいったい何だろう?
肺から細気管支から気管支から気管から喉に出てくる液体。
肺や気管支の炎症産物。

副鼻腔から咽頭へ流れ落ちる液体でもある。

体内から外へ出される汚物。
便・尿・汗と「痰」が汚物だ。

水を飲みすぎると痰が出るという。
痰が絡んだ時には水を飲めという。

喘息患者が気管支に痰を絡ませて死ぬという。
これは、死後に解剖して、気管支に痰が絡んでいたという事実。
でも、それが直接の死因だろうか?

心臓疾患で急死した人を解剖して動脈にコレステロールがくっ付いていた。
それで、コレステロールが動脈硬化の原因とされた。
ところが、この人のコレステロール値は高くなかった。

血糖は血管を傷つけて、そこへコレステロールが治療にくっ付くという事実。
死後の病理解剖でコレステロールが悪者にされた。
ことが起きてしまった後の現場検証だけでは、本当の原因はわからない。

「痰」は健康な人でも毎日いくらでも出ては飲み込んでいる。
ペッと吐き出すほうが少ない。

つまり、痰は病的な液体ではない。
黄色や茶色がっかた色の痰は異常だという。
たしかに、僕の風邪でも着色した痰だった。

喘息では透明な痰が出るという。
痰が透明なら病的なものではない。
喘息が病気ではない証拠。

気管支が狭窄しているという事実は本当だろうか?
また、それが本当なら、狭窄した気管支はもとには戻らないというのは本当か?

気管支の周りには軟骨が取り巻いている。
軟骨は縮みもしないし伸びもしない。

問題はその先の細気管支で、そこには軟骨は取り巻いていない。
この細気管支が狭くなる可能性はある。

だが、一旦狭くなっても新しい細胞が出来上がれば元通りになるのが生体の健全な反応だろう。
咳き込んで痰を吐く度に息が吸えなくなる恐怖と闘いながら、自問自答している。

犬や猫だって鼻水や痰が出るだろう。
彼らが痰を切るのを見たことがない。
おそらく、全ての痰を飲み込んでいるのだろう。
それでいて、呼吸器疾患にならないのは?

もちろん、猫にも喘息があるし、犬には副鼻腔炎もあるらしい。
痰が鼻から垂れることない。
痰とは元々は飲み込むようにできているのだろうか?

犬や猫は鼻と気管が一直線。
人は鼻と気管と口が交差する。

「痰」とは一体何なのか?
医学と科学がもっと進んで、「痰は身体にとって必要なもの」というパラダイムシフトが起きるかも?

それは、尿も便も人間の身体にとっては必要なものだから。
老廃物とはいっても、再利用できる物質が多く残っている・・・。
posted by ままちゃん at 16:04| Comment(0) | 僕の仮説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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