2019年09月24日

限界集落・消滅集落をなんとかしよう

山奥でもなく、市街地からそれほど遠くもない。
そんな日本の里山が大変なことになっている。
もう何年も前から集落が消滅して、家は廃屋になって、野生動物の棲み家になてしまっている。

里山から人は都会へ出て行き、そこで仕事を見つけ家を建てて、永住の地になる。
もう生まれた里山には戻ってこない。

荒れ放題の里山を見るたびに気持ちが落ち込む。
だからといって、僕たちがそこに住んで生活するのも困難だ。
すでに、商店もなく、学校さえ閉校で、クリニックもない。

若者はフーフー言いながら都会のストレス社会で心身ともに消耗していく。
仕事さえあれば、若者達は必ず里山に住みたいだろう。
子育てもうまいく・・・。

ただ、若者達にそこで仕事があるだろうか?
農業ならいっぱいある。
「農業では食べていけないし、子供に高等教育を受けさせられない。」

農業生産物のほとんどを輸入し、家庭菜園では遺伝子組み換え種子でできた物を食べる。
国が本当に安全な農業生産物を買い上げて、ちゃんと生計が経つような農業。
生活保護や原発に湯水の如く流れる税金をこっちの補助金として活用する。

高校以上の子供達の学費は全額補助する。
里山に出没する野生動物は罠で捕獲して肉として食べる。

一番の問題は入植した若者達の生活を維持できるほどの収入があるかどうか。
おそらくは、出来ないだろう。
米の野菜も果物も店頭販売価格が安すぎる。

牛乳も卵も安すぎる。
物価の優等生などと言われるが、その裏で抗生物資と汚染された飼料,舎飼いのストレス。
50年前の卵とは牛乳とは似ても似つかないものになっている。

これを元に戻すには国の補助事業と行政力しかない。
農家個人の力量に頼っていては、消滅するのを指をくわえて見ているだけだ。
アマゾンやボルネオの山林火災も見ているだけでは、地球が滅びる時間を短縮するだけ・・・。

僕にはこれといって対応策はない。
しかし、原発や軍隊の強化にシフトするような政権はもうコリゴリだ。
posted by ままちゃん at 08:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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