2019年10月18日

バイアスのかかった実験

いつかの「試してガッテン」で不思議なテーマがあった。
入院患者の食事に大豆成分を入れてみた。
1ヶ月だったか後に彼らの筋力を測ったら増していたというもの。
病院で厳格に行った結果だから信憑性は高い。
健康な方々にも同じように大豆を食べてもらった。
何日か後で筋力を測ったら増していた。

だから、大豆はいい。
心臓にもいい。
スーパーでも簡単に手に入るし料理もしやすい。
生大豆は消化にわるいが・・・。

このテレビ番組を観て、早速スーパーへ行った人も多いだろう。
なにせ、健康食品の筆頭だし、安価である。

これは大豆の蛋白質によるものだろう。
筋肉は蛋白質でできている。

ただ、この実験で抜けていることがある。
蛋白質が大事なら、肉はどうだろう?
大豆とは別に肉やプロテインを与えたグループが何故になかったのか?

僕の推測ではお肉のほうが大豆よりも効果があったとみる。
植物性タンパクよりも動物性タンパクのほうがアミノ酸スコアが高いはずだ。

何故に肉を対照グループに入れなかったのかは医者特有のバイアス。
肉には脂質が含まれる。
大豆の脂質は少ない。

入院患者の中には心臓疾患もいる。
肉で大腸癌になるという迷信もある。
肉食が盛んなニュージーランドでは世界一大腸癌が多いという。

とにかく、片手落ちの実験だけで放送することのがいかに不公平なことか。
posted by ままちゃん at 09:00| Comment(0) | 病院・医者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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