これは東京のカテドラルでの一コマ。
カリタスが全世界にネット配信している。
英語なので日本のメディアは取り上げないが・・・。
三人の青年が教皇に読み上げる叫びや問い。
そのうちの一人の青年が僕の知り合いの子だった。
彼は小学4年でフィリピンから日本に来た。
両親もフィリピン人。
日本語も日本の習慣も文化もわからずに、いじめに遭う。
若者が目的を失い、生きる望みも失っているという青年達の問いに・・・。
「何のために生きるのか?」ではなく、「誰のために生きるのか?」を考えなさいという答えだった。
何のために生きるのかを考えたって一生かかっても答えは出ないだろう。
でも、誰のために生きるのかを考えれば、すぐに答えが出るような気がする。
なんという簡素で素晴らしい言葉だろう。
僕もこれからは、この言葉を座右に名にしよう。