喘息の発作らしき夜中の呼吸困難が出た最初は2005年の9月だった。
その1年前の12月に偶然にもツベルクリンで陽性になった。
それで、2種類の抗生物質を半年間飲み続けた。
そのころから胸やけが始まった。
夜中の呼吸困難はその後も何度かあった。
抗生物質で胃のピロリ菌が絶滅したのが胸やけの原因だろう。
そこから喘息へと発展した。
最初の呼吸困難の何年か前にひつこい頭痛が続いた。
緊張性頭痛とかで難治だった。
不眠が続いて、睡眠導入剤を手放せなくなった。
2009年には喘息のステロイド吸入が始まった。
が、平生は喘息なんて忘れるくらい呼吸に問題はなかった。
時折、夜中に痰が絡んで発作がきた。
2013年の9月の深夜に発作。
それからは、ステロイド吸入と抗アレルギー剤をちゃんと続けた。
自己責任で薬をやめるまでの2年半は地獄だった。
やめたから治るわけでもない。
その間、ネット検索で探した探した・・・。
「喘息完治」ではほとんどヒットしなかった。
今でもそれは同じだ。
僕の喘息が始まったころ、睡眠導入剤を毎日のように服用していた。
もう、それなしでは眠れないほどになっていた。
半錠に減らしてでも続けた。
人間は睡眠中でも「ゴクン」と唾を飲み込む。
睡眠が薬で持続すると、その不随意的な嚥下が阻害されるのではないだろうか?
それで、唾液が食道へと落ちないで気管へ入るなら、喘息様の発作になる・・・。
今でも、眠剤は欠かせない。
でも、喘息が酷く薬を続けていたころは眠剤なしでも寝つきがよかった。
これは何故だ???
吸入ステロイドのせいなら、むしろ寝付けないはずだろう。
薬で無理に睡眠はいけない。
交感神経が活発では眠れないが気管支は開く。
様々な試行錯誤でも喘息が完治したというブログに行き当たらない。
これは、おそらく、喘息患者のほとんどが吸入ステロイドやら気管支拡張剤やらを常用しているからだろう。
僕のように完全に断薬してからの試行錯誤はあまり経験のないことなのだろう。
僕も体質改善で体温が上がった。
筋肉も付いた。
けど、喘息はそのままだ。
免疫機能が向上したはずが・・・?
それは、この喘息の原因をアレルギーだと勘違いしているせいだろう。
いくら免疫機能を賦活しても、喘息の原因が免疫力の低下ではないとすると・・・。
痰と咳と息苦しさの原因が喘息ではなく、心臓機能からくるのなら・・・。
それなら、むしろ納得できる。
僕の喘息の原因が呼吸器ではなく、消化器や循環器かもしれない。