咳き込む。
最初は透明な痰がしばらくすると、黄色や茶色の粘っこい痰になる。
痰は出したいし、ガーガーとやると息が吸えなくなることはわかっている。
痰は飲み込むこともできる。
健康な人は無意識にそうやっているはずだ。
口呼吸はするな、鼻呼吸が原則だ・・・。
僕も一時口呼吸をやめていた。
なんだか、喘息の発作もなくなった。
口呼吸は本当に良くないなと感じた。
しかし、アレルゲンが口から入って、腸に届き、腸内内にいる免疫細胞が免疫寛容性を獲得する。
つまり、常に口から入ってくるアレルゲンに反応しないように学習する。
これが、免疫寛容だろう。
この寛容性を持続させるには、「口から」アレルゲンを摂取することを繰り返すのいがいい。
何がアレルゲンなのかを特定できないのが、「非アトピー性」といわれる所以。
アレルゲンが何であろうと、痰にはアレルゲンが含まれているはず・・・。
それを飲み込んで腸の免疫細胞に覚えさせる。
これには、痰をガーガーと出さないで、飲み込む。
そういえば、僕の兄は70を過ぎてもマラソンを走る。
彼は煙草も吸うのだ。
でも、見ていると、クンクンと鼻を鳴らしてゴクンと何かを飲み込んでいる。
「これだ」・・・。
妻が痰を吐くのを見ることはない。
大気汚染物質を口から入れると直接肺に入るから危ない。
唾液に含ませて飲み込んでしまえば最高の結果が得られるはずだ・・・。