日本を7000キロも歩いて測量した伊能忠敬が喘息の持病があったという。
それも、歩いていた時にはなんとか喘息と共生していた。
しかし、幕府の重臣となってからは、歩く距離が短くなった。
駕籠に乗って移動することが多くなった。
その頃から、喘息が悪化する。
歩くという運動が喘息を落ち着かせていたというのだ。
慢性疾患の撃退には運動がいいという証拠だろう。
身体を労るのではなく、身体を痛めつけることで、炎症が起きる。
身体に炎症が起きると、免疫細胞が賦活される。
暇になった免疫細胞が気管支に集まることもなく、身体中に散らばる。
食事よりも運動を優先することの方が慢性疾患にはいいと思う。
また、一日に40キロも歩いたという。
60歳を過ぎてからである・・・。
疲れない歩き方があるらしい。
「ナンバ歩き」という。
腕と足を一緒に出す歩き方。
身体を捻らないから疲れないし腰痛にもならないらしい。
明日から試してみようかな。