僕が喘息と診断された時、「喘息のほとんどが大人です。」と言う医者の言葉。
ネットで調べると、小児喘息は成長とともに治るが、成人喘息は治らない・・・。
どうして、中年になって急に喘息になるのか疑問である。
成人喘息は非アトピー性だと言う。
つまり、アレルギー性ではないということ。
アレルギーではないのなら、アレルゲンを除去することは無意味なのか?
成人喘息が治らない理由として、喘息という診断が正しくないのではないか?
症状としては明らかに喘息だから、誰も気がつかない。
病院で診断するのにも、いくつかの診断方法がある。
それに即して、結果的に「喘息」と診断される。
ここに、一つの文献がある。
2001年に書かれたもので、ネットで発見した。
高齢者の喘息には逆流性食道炎が効率に絡んでいるという。
逆流するのは何も胃酸だけではない。
十二指腸液、つまり、胆汁も含む液体が小腸から胃の幽門を逆流してくる。
健康な若者でもこの現象があるという。
僕は胆汁が出続けているので、100%ありうる。
高齢者の死因の上位に肺炎がある。
就寝中に食道からの液体が気管に入る。
それに気づかずに、ある日、呼吸困難になる。
肺炎だ・・・。
仰向け寝でしかも、水平に寝ている人がほとんどだ。
高齢者であればあるほど頭を高くしてうつぶせ寝がいい。
僕の発作はいつも判で押したように同じことから始まる。
仰向け寝か右下の横向き寝。
頭を高くしていない時。
突然、咳き込む時。
苦い痰が絡んで出せない時。
出そうとして無理に咳き込む時。
この「苦い痰」は胆汁だろう。
胆汁はアルカリ性だから、胃酸のように食道を刺激しない。
だから、上がってくるときには何も感じないで睡眠を妨害しない。
喉にへばりついて舌の付け根で苦味を感じる初めて、咳き込む。
だから、この痰が出てしまえば、発作から解放される。
そんな訳で、夜中の発作でも救急病院へ着いたときには発作は治っている。
発作はいつも夜中で寝ているときだ。
日中にはない。
部屋やベッドの埃を除去していても・・・。
就寝中にマスクをして寝ていても・・・。
アレルギー性とは縁遠いことばかり・・・。
今までは、免疫の誤作動だとか、免疫の寛容性が足りないとかに焦点を置いていた。
180度反対の原因かもしれない・・・。