セロトニンで副交感神経が活発になって喘息が悪化する。
そのセロトニンはバナナにあるが、セロトニンになるにはトリプトファンとビタミンB6が必要。
つまりは炭水化物を摂ればいいのだそうな。
やっぱり、糖質制限じゃないか・・・。
わからない。
さっぱりわからない。
迷路のはまってしまった。
菜食で喘息が治ったという記事がネットにある。
糖質制限で喘息が治ったという記事は見当たらない。
糖質制限で水溶性食物繊維を食べればいいと考えていたこともある。
やっぱり、それがただしいのだろうか?
セロトニンが炎症の原因だとするのは、崎谷先生の本を読んで初めて知ったこと。
ならば、糖質制限で炎症とはオサラバになるはず・・・。
その前に、僕が喘息を発症した時に食べていたものは何だったのだろう?
お肉も食べていたし、野菜も炭水化物も食べていた。
むしろ、コレステロールが高かったので、肉類は避けていたように思う。
野菜だ、野菜だと偏っていたのかもしれないが、あまりよく思い出せない。
肉と卵を嫌って魚を食べている時期だったようにも思う。
炭水化物を減らして肉類をたくさん食べるという、今でいう「糖質制限」はありえない選択だった。
ならば、僕が喘息になったときの食生活は菜食とまではいかなくても肉食ではなかったはずだ。
糖質制限食は決して「バランスのいい」食生活ではない。
でも、それを実践して啓蒙する先生がいるということは、慢性疾患についても、糖質制限が有効か?
過去に糖質制限で失敗している。
それは、僕は胆嚢がないのに、脂質を取りすぎて消化不良で断念したのが去年。
その後は消化剤でなんとかうまくいっていた。
でも、それもなんだか曖昧な結果だった。
極端な糖質制限は家庭内で孤立するし、家族が心配する。
結果、やめてしまった。
崎谷先生の本では、大豆もオメガ3も炎症を促進するという。
崎谷先生は糖質制限ではなく、パレオ食を勧める。
パレオ食とは先住民食のことで、農耕が始まる以前の食事。
つまりは、穀物も菜園もない頃・・・。
牧畜だってまだない。
狩猟民族の食事だ。
これがまた難しい。
お肉だって、草だけ食べている牛なんて現代にあり得ない。
豚だって雑食だし。
鶏だって舎飼いだ。
お肉も卵も抗生物質とホルモンタップリ・・・。
野菜だって、僕が生まれた頃の内容とは全然違う。
その頃のビタミン・ミネラルの含有量の10%もあればいいところだろう。
まだ、わからないままだ・・・。